金閣寺

 

自分の未来のことについて考えることなどできない。未来がどうなるのかわからない。どうなろうがこの時間に変化が訪れるなら、それだけで「まあ、いいんじゃない」というような気持ちにもなる。目標を持てとか、未来とか希望とか、そういう話がもうしんどい。今をどこまでも心地よくする方法を教えて下さい。まずは時間を止めるべきだと思う。未来のために今を削るのはもううんざりで、今の時間が充実しないことに、今の私は疲弊をしている。自分のは辛いとかではないのではなくて、どっちかというと「だるさ」に近い。でもそのだるさが自分を侵食して辛くて辛くてたまらない。疲弊している私があの主人公に共感しようとしたところで惨めでたまらなくなる。しんどさがただひたすらしんどさとして襲う。なんにもしていない、なんにもしていないから疲れる、なにかがしたいとか、充実したいとかじゃない、したくない、って気持ちもあって、それがでもそれだけじゃないから、長いため息が出る。自分のことが嫌いすぎる。価値のない徹夜をした時に感じる朝の光や、しみだらけの手とか、そういうのをみて、生きるって大変、とかではない言葉が欲しい。