自然

かつて わたしの時間はわたしが動かす と思い込んでいた つねに流れているものを止めるのは難しい たとえ一時止め得たとして それと対峙することはもっと難しい 流れに添い 流れに逆らい 気がついたら 耐えられないほど水が冷たくなってしまった こころはむ…

わたしは疲れているのかもしれない あの人の足あとを思えば 疲れたなどとはもったいない言い分だけど 世にひきずられている私も悪いんだと思う 全いものをあえぎ求めるわたしの瞳には どんなものでも不完全に見えてしまう なんてちいさいこころだろう まこと…

悲しみ

わたしはわたしを忘れ果てて さいげんもなく悲しみを食べている 悲しみを離れたら死んでしまう気がした そのうち じぶんの手をさえ食べてしまうのだろうか その気持ちはだれにも吐けなかった それでも 私はただ澄ましていることができない にんげん一人のい…

サイレンスを観て

よろこび、いかり、なげきさえ つらぬいて燃えるかなしみ その炎があまりに綺麗にみえたから わたしは こしかたのあやまちを讃むる気持ちになった ひとの子はそれを恥じらうのだろうか むざんかもしれないけど わたしはゆるされるとおもっている わたしはそ…

沈黙を読んで

善い結果を得るために、本質的に悪である行為を為すことは許されるか否か。 行為というのは、その裏にある様々な意図を考慮することなしには完全に理解する事は出来ない。また冒瀆に見える行為も、内なる信仰に基づくなら、敬虔の行為になり得る。 それは「…

共生

「出会った責任」「知ってしまった責任」が曖昧にされるこの時代にあって、今何をするべきか。 私には他者を引き受ける覚悟なんてないし、今だって本当は、目の前の現状から逃げ出したくても逃げ出すことが出来ずに、結果的に「知ってしまった責任」を取って…

恋愛

結婚という責任をとらない関係を、遊びだ、不純だと言われた。 不純とは何だろう。 不純とは、下心があること。 お金や仕事、財産や地位など、別の目的があるもの、何かを条件とし、取引をすることが不純だと思う。 つまり、あらかじめ結婚を条件とした恋愛…

野柳

先週末は、野柳地質公園へ。朝からちょっと怪しい天気でしたが、思い立ったが吉日。雨が降らないことを祈りつつ、行ってみることにしました。 久しぶりに見る海は、天候の影響で荒れていました。大きい波が近づくと、水しぶきが顔にかかるくらい激しかったで…

別れについて

最近改めて感じたことなんですが、本当にこの世は出会いと別れの連続ですね。 会うとか離れるとかいうことは、かりそめの偶然にしか過ぎませんが、全くの無意味という訳ではないようです。 実際、私の魂には去り行く人の骸が残されている、と思うことがある…

必要十分生活

1日1日をどのように過ごすか。 所有すればするほど囚われて。 より少なく所有すればより自由に。 幸せや豊かさの定義は人それぞれだけど 「何も持たない豊かさ」 ってあるような気がする。 もしかすると今は断捨離の時期なのかもしれない。 日本を出た事で、…