わたしは疲れているのかもしれない

あの人の足あとを思えば

疲れたなどとはもったいない言い分だけど

世にひきずられている私も悪いんだと思う

全いものをあえぎ求めるわたしの瞳には

どんなものでも不完全に見えてしまう

なんてちいさいこころだろう

まことの天上のものでないのなら

その足元に跪くことができない

どこかにほんとうにうつくしい瞳がないか

もしそれを見いだしたなら

わたしは本をみんな捨てる

霊感をその瞳から貪る