太陽たっぷりの中で思いつく行動は、たいてい素直なんだと思う。こんな夏のような、人生にあんな一瞬があったということを、ふと思い出す。私の人生にはこんな一瞬があった。ゆるさないことが私の純粋だった。もっと優しくなって、ゆるそうとしたのは私の偽善だった。日光が足りないせいで伸びてゆく葉と葉の間のような沈黙。悲しいというのはいいね。雨が降っても、濡れながら、傘を買わなくてもかまわない。きれいごとばかりの道へたどり着く私でいいと思ってしまう。